中学生3年生がの生徒が夏休み以降に、
「抽象塾」に入りたいと言っても
入塾には非常に厳しい審査をします。
そして厳しい条件を提示すると思います。
中学3年生の夏休み前なら、もちろんどんな生徒でも受け入れます。
それには理由があります。
今回はこの理由をお伝えしたいと思います。

私の基本は「詰め込み式」です。
つまり暗記を中心とした作業の繰り返しです。

保護者のみなさんが学生だった頃、
勉強する時間は今よりも豊富にありました。
土曜日も半日ですが授業がありましたよね。
(半ドンなんて言う「死語」がありましたよね・笑)
私が高校を卒業した次の年に隔週で土曜日が休みになって、
(非常に悔しい思いをした記憶があります)
その数年後、完全週休二日になりました。

だから昔は国語の授業で漢字練習をする時間があったんです。
漢字を嫌々ながら練習した記憶があります。
嫌々でも何回も練習するうちに漢字を覚えていったものです。
そして覚えやすくする、暗記しやすくする近道は
「書いて覚えることだ」と、みんな体験的に知っていました。

しかし現在は国語の時間で漢字練習する時間はありません。
漢字は学校で習いますが、練習する時間はありません。
それどころか、現在の学習要領では、
例えば、「集」という漢字は小学校4年生で習いますが、
覚えるのは小学5年生以降で良い、となっています。
これは書くことよりもまず読めることを重視したことらしいですが、
覚える時間もない現状では、漢字が書けない生徒が続出しています。

さらに暗記することをしたことのない生徒が多いので、
例えば「ここからここを暗記して」と指示すると、
じっーと、暗記する項目を見ているだけ生徒が多いのです。
見るだけの暗記では、しっかり覚えることはできません。
テストをしても良い点数は取れません。漢字に間違えが多いです。
ケアレスミスが多い生徒がいると思いますが、
暗記が不十分な場合が多いです。

つまり今の子ども達は覚えること、暗記することが苦手です。
また暗記を1人で勉強するのは難しいのです。
強制力が伴わないと難しいです。

これを聞いて、「詰め込み教育は良くない」のでは??
という方がたくさんいらっしゃると思います。
また「詰め込み教育は低レベルな教育だ」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
詰め込み教育より高等とされる「考える力」というのが盛んです。
しかしその「考える力」も覚えたり、暗記なしでは養えないのです。
まずは、覚える、暗記ありき。
それから次のステップである「考える力」にいけるのです。
私は面白い授業はいくつものレパートリーを持っています。
しかしその面白い授業を楽しむためには
その知識に対する「暗記」が最低限必要です。
理解力を高めるには、「暗記」が最低限必要です。
応用ができるようになるためには、「暗記」が最低限必要なのです。

私は生徒が覚えやすく、暗記しやすくする努力は惜しみません。
「抽象塾式動詞変化表」は10年の歳月をかけて、
色々な生徒にヒアリングをしながら、改良を重ね今の形に行き着きました。
もちろん今後も必要があれば、改良を重ねていくと思います。

抽象塾 動詞変化表

暗記や、覚えることをしてもらって、
勉強したことを忘れないようにして欲しい。
私の塾に「定着システム」を導入したのもそのためです。

暗記力を付けさせるのは時間がかかります。
暗記力を鍛えている生徒と、暗記力を鍛えていない生徒では、
その差は歴然としています。
中学3年生の夏休み以降に塾に入っても
受験までには間に合わない場合が多いのです。
だから中学3年生の夏休み以降の入塾には
厳しい条件を付けざる終えないのです。


人気blogランキングへ
にほんブログ村 教育ブログへ
【塾の分類】
塾を指導法で分けると、
大きく分けて、一斉指導塾と個別指導塾があります。
一斉指導は生徒全員にみんなで同じところを勉強します。
その意味では、学校と同じ形態といえるでしょう。
個別指導塾は、生徒に対して、
一人ひとりに合った教科や単元を指導をしてきます。
つまり同じ塾にいながら、みんな違うことをしていることを言います。

【抽象塾では・・・】
抽象塾は1時間に3人の個別指導を採用しています。
同じ教室にいても、生徒一人ひとり違うことを勉強しています。
一人は数学、一人は英語、一人は社会を勉強していることが良くあります。
私の頭の中は、因数分解をしながら、現在完了の単語をかすめ、
歴史のできごとを整理していたりします(+_+)
個別指導は講師から見ると、一斉授業の方が断然楽です。
準備も人数分で言えば、3倍かかりますし、
ペースが狂うことを想定すると6倍のぐらいの準備になります。
それでも個別指導を採用したのは、
やはり個別指導じゃないと
生徒一人ひとりのペースではなく、
平均的なペースになってしまうからです。
トップ校に入ることをウリにしている塾なら
それでもかまわないと思いますが、
私は「どんな生徒でも成績は必ず上がる」信念のもとで教えているので、
どうしても一人ひとりに目を配れる個別指導にしたかったです。
だから6人も入れば満員になってしまう塾を私は作りました。

【個別指導の弱点】
もちろん個別指導でも弱点はあります。
もし生徒が分からないと思ったところで、
先生が違う生徒に対応しているときに
対応にタイムラグが発生してしまうところです。
抽象塾では、30分ずつずらすことで対応に遅れが出ないようにしています。

【一斉指導塾の長所】
しかし私は「一斉授業塾がダメ」と思っているわけではありません。
むしろある程度勉強のできる生徒には
一斉塾の方がむしろ向いているのかもしれません。
先生も一科目に集中して教えることができるので、
短時間で質の高い学習ができると思います。

【一斉塾の弱点】
一斉授業の塾では同じレベルの生徒が集まらないと、
進行に不快感を感じると思います。
ある程度の人数が確保している塾だけになってくると思います。
また6人以上の生徒をまとめるには、技術や経験だけではなく、
先生の統率力の質に大きく左右されます。
生徒が多様化する中で、
その生徒を1つにまとめ上げていく一斉授業の先生は大変です。
まとめ上げたときの生徒との一体感は爽快なのですが(^^)
また社交的な生徒は一斉授業には向きません。
塾に行くことが学校の延長、友達と遊びに行く感覚になってしまいます。
社交的な生徒は個別指導塾や家庭教師の方が良いと思います。

【結論】
塾によっては一斉授業と個別指導を平行して行えるところもあったり、
一斉授業でもメインで教える先生の他に
数名の先生が生徒を回って指導するという塾もあります。
一斉授業塾と個別指導塾、
どちらを選んだらよいのかというのは、
生徒の性格、生活、現在の勉強習慣によると思います。
是非、塾や家庭教師を探している人は、
生徒の目指すゴールまでたどり着ける
良きパートナーに巡り会えることを願っています。





人気blogランキングへ
にほんブログ村 教育ブログへ
「抽象塾」って変な名前だと思いませんですか??
塾の名前を付けようと思ったとき、
私の名字を取って、「○○塾」にしようかなぁ〜。
格好良く聞こえるように
アルファベットにしようかなぁ(笑)とか、
とにかく塾の名前の候補はたくさんありました。
その候補の中から私は「抽象塾」に決定しました。
その塾の名前は友達や周囲は
あまり良い顔はされませんでしたが(笑)
確かに変な名前ですよね。

今回は初回と言うこともあり
「抽象塾」の名前の由来をお話ししたいと思います。
中学生の生徒と接するとき、
授業や余計な世間話をしながら、
私の頭の中では生徒の分析をしています。
その分析にはいくつかポイントがあるのですが、
今回はその中で最重要ポイントの一つをご紹介します。

それは「抽象概念があるかないか」です。
「抽象概念」という難しい言葉が出てきましたが、
もう少し砕いて言いましょう。
「見えないものを見えるように装う力」です。
まだ難しいですね(笑)
もう少し簡単に言いましょう。
「見えないものを見る力」です。

「抽象概念」をさらに分かりやすくするために例を挙げてみます。
中学生1年生の理科では植物の仕組みについて学びます。
アブラナやマツの断面図が出てきて、
ここがどんな仕組みになっているのか、説明が書いてあります。
もし教科書の説明でわからなければ、
野原でアブラナやマツを採ってきて、カッター等で分解して、
細かい部分はルーペや顕微鏡を使って観察すれば、
実際に植物がどうなっているのを見ることができます。

しかし中学2年生では分子や原子の世界を学びます。
もし教科書の説明で分からない場合、
原子や分子は電子顕微鏡ですら見ることは非常に困難です。
ここでは教科書の図やモデルから
「見えないものを見る力」を使って、
理解しなければならないのです。

このように「抽象概念」が必要な場面はたくさんあります。
理科で言えば、「天体」「人体」「圧力」等、
数学で言えば、「方程式」「関数」等です。
上の例で学年を挙げましたが、
学年が上がれば上がるほど、
「抽象概念」が多くなっていくのです。
高校生の数学や理科は、
ほとんど「抽象概念」の中にあると言っても過言ではありません。

この「抽象概念」は小学4年生の算数に初登場します。
本格的に登場するのは、小学5年生です。
みなさんのお子さんは小学5年生をどのように乗り切りましたか??
私はこの小学5年生の時期を受験よりも大切だと思っています。
もし中学生の成績、
特に数学が振るわない(成績が「3」以下の生徒)場合、
この「抽象概念」が十分に理解できていない場合が多いのです。

生徒を分析する上で「抽象概念」を大きな判断材料にしています。
もし「抽象概念」が十分ではない生徒は
「抽象概念」から勉強していきます。
また「抽象概念」が十分な生徒でも、さらに鍛えるようにトレーニングします。
時間がかかるかもしれませんが、
「抽象概念」は実は一生使う大切な力です。
是非、この塾で「抽象概念」を理解、
または鍛えていって欲しいと思います。

少し脱線しましたが、
私は一生使う力、「抽象概念」を十二分に生徒に理解して欲しい、
と願いを込めて、
「抽象塾」と名付けました。

少し変な名前の塾ですが(笑)
末永いおつき合いをよろしくお願いします。




人気blogランキングへ
にほんブログ村 教育ブログへ