去年「ドラゴン桜」というドラマが話題になりました。
私も教育産業の仕事をしていますので、
大変興味があったので、ドラマを欠かさず見ました。
私も自然と実践している指導法があったり、
興味深い指導法があったり、面白かったです。
「あのやり方で本当に東大には入れるのか??」
と言う議論は他のブログで書いている人もいるようですが、
その話題は置いておいて、
あのドラマの最大の功労は、
「誰でも東大に入れる」ということを広く教えたことです。

「ここら辺だとA高校しか大学に行くことできないんです」
「A高校じゃないと、よい大学は入れないんですよ」
と、お母さん方からよく聞く話です。

しかしそれは本当ではない。
どんな高校でも大学は入れるし、
どんな高校でもよい大学は入れます。

実際に栃木県のいわゆる進学校じゃない、
レベルの低いと言われている高校から
高学歴と言われる大学に受かっています。

一般的にA高校と言われる高校は、

「大学に入りたい」モチベーションの高い学生が集まる。
 ↓
その学生同士で競争する。
 ↓
さらに成績が上がる。
 ↓
「勉強しなければ」と思う。

と言う「勉強する」好循環になっている学校が多いです。
好循環になっているから、

「大学に入る学生が多い」
 ↓
「大学が入りやすい」
 ↓
「A高校じゃないと、よい大学は入れないんですよ」

と言うことになります。

もし高校以外で「勉強しなければ」という
モチベーションを作ることが出き、
戦略と努力と目標さえあれば、
どの高校からでも、どんな大学にも進学できます。
つまり一番大切なのは、「モチベーション」なのです。

でもその「モチベーション」を持ち続けるって、
一番難しいのかもしれません。
だから人は環境に「モチベーション」を求め続けるのでしょうね。



余談ですが、
中学時代、Yという同級生がいました。
「大学を出ないと会社には就職はできない」
と私は何度も言われました。
しかし彼は超難関な高校に進学したことで、目標を失い、
大学には行かなかったようです。
彼は地元の会社に就職し、
私は大学に行き、就職せず、塾を建て、塾講師をしています。





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コメント
こんにちは。私も塾講師をしております、宮本みなみと申します。「ドラゴン桜」に感銘を受け、私も漫画を描いております。どうにかして、小学生・中学生に自分の力で勉強するモチベーションを持ってほしいということから、漫画を書きはじめました。明日、6月3日「咲くら」という漫画をウェブ公開します。ぜひ、塾長さんにも読んでいただきたいと思います。私のブログで予告編を載せておりますので、ぜひお越しください(^_^)同じ柄なんですがすみません。。
そうですね。環境は大切だと思います。

勉強するのが当然である学校、塾、つまり、いい環境にいれば、勉強するのが当たり前になり、勉強に対するモチベーションも高まると思うのです。

進学校にいったり、塾にいったりするのは、その環境を求めるためではないかと思います。

でも、一番の環境は、家庭だと思います。
親の影響が一番大きいのではないかと思います。
親として、いい環境を与えなければいけませんね。
  • by Yoshi
  • 2006/06/02 8:17 PM
大学を出ていない私にはわかりませんが、いい大学と言うよりも自分にあった大学が良いと思います。

また、余談の話ではありませんが、将来のために大学で何を学ぶか?、だと思います。
将来の目標のための勉強の中に、大学合格と言う通過点があると今は思います。
でも、自分も高校時代は将来なんて今ほどよく考えていなかった気がします。もっと昔に将来のビジョンがよく見えていれば、もっと自分を高められたと感じます。

ただ、後悔はしていませんが・・・。
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ブログ復旧しました 毎朝更新しようって、昨日心の中で決めていたんです そして、更新しようとしたら、ブログできない・・・ 最初、パソコンが壊れてしまったのかと思いました・・・。 子どもが「ドラゴン桜」を持ってて、それを読んでみました。 マンガだ
  • 教育ママの奮闘日記
  • 2006/06/02 9:35 PM
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