ある学校の前期中間試験の結果を見て驚きました。
3年生の5教科の平均点が380点が近くだったからです。
1年生だったらまだ分かりますが、
3年生がこの平均点だと、
この先も余裕でできると勘違いしてしまう生徒もいるかもしれません。
どこの学校でもここ10年間で一番高い平均点だったようです。
もちろん新型コロナの影響もあり、
今回は学校で習った問題を中心に出したことが
平均点を押し上げた主な原因だと思います。

定期テストは
1教科60点、5教科で300点が平均のテストが
私は良いテストだと思っています。

理由はもちろん点数だけではないですが、
定期テストが、
授業を聞いていれば誰でも解ける基礎的問題、
ワークを一所懸命に復習した生徒が解ける応用問題、
その単元の真髄まで理解した生徒が解ける超応用問題(入試問題)、
これらで構成してあって欲しいからです。
勉強をすればするほど点数が高くなるのが
理想の定期テストだと私は思うからです。

余談ですが、私が大学1年生の英語の講義を受けた際に、
教科書に長文の中の一文に
「The modern world is like a roller coaster.」と言う文が出てきました。
直訳すれば「現代社会はジェットコースターのようだ」です。
でもそれではこの文の本来の意味が通じません。
各グループに分かれてこの英文の最善の訳を話し合いました。
各グループで提案した訳の中から、教授が最も適しているとした訳は、
「現代社会は目まぐるしく過ぎていく」でした。
どこにも「ジェットコースター」とは入っていません。
でも前後の文から当てはめると、しっくりくるのです。
もちろんこの文はテストに出ました。
講義に参加していなかった人は直訳はできても
意訳はできなかったでしょう。
講義を聞いて、直訳ではない、
本来の日本語に近い意味に訳すこともアリだよ、
むしろそちらの方が大切だよ、
とこの単元の真髄を理解できた生徒だけが
答えられるテストの問題でした。

単元の真髄を理解することが中学生の問題でも、
国語でも、社会でも、数学でも、理科でも、どの教科でも
起こって良いと思います。
定期テストがこの先の受験に向けての良問であって欲しい、
そう願ってしまうのは、欲張りでしょうか。



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